評価 : ◎
今までみたどの映画とも違う感触でした。
余分な音楽もなくて凄くいい。
2001.9.11
きっと歴史に残る出来事だね。
悲しい方の歴史。
何が安全で、何を信じれるかを根底から変えてしまった貿易センタービルの映像
この映画はフィクションだけど、100%作り物ではないのは周知の事実。
機内で起こった事はあくまで予測の域を出ることはないけど、きっと何かしらの力が起こったのだろう。
犯人たちが神に祈りを捧げるシーンも、あくまで「予測」だろう。
完全な悪人などこの世にはいないと思いたい、という解釈を、私はしました。
コックピットで「神よ、ご加護を」と祈る犯人はあくまで加害者だけど、ある側面から見ると、きっと被害者でもある。
でも「神の名の元に」殺人を犯して良いわけがない。
とはいえ私は歴史的背景をまったく理解してないんで、あんまりとやかく言える立場ではありません。
この映画が単なる「アメリカ万歳」映画ではなく、淡々と事実、あるいは事実と予測されることをつなげて作られていてよかった。
911はこれから何度となくテーマに挙げられ作成されるだろうけど、第一作目がこの映画でよかったんではないでしょうか。